「ジストニア」という難病に罹った時に「もう一生ピアノは弾けない」と医師から言われましたが、「諦めない」という気持ちで15年かけてリハビリをして、現在は回復した7本の指でピアノを弾いています。
最悪の出来事も、ちょっとした考え方と行動の違いによって、最高の出来事に変わる事があります。
ピアノを通して、世界の子どもたちに、平和と夢を叶える大切さを伝えていければと思っています。
2036年、ニューヨークで会いましょう。
西川 悟平
僕は今の子どもたちには、僕ら大人の世代では理解し得ない程の愛や平和への可能性を感じています。
未来の世界が明るい光で包まれるように僕ら大人は今の子どもたちを尊重し、未来を担う事に敬意を払うべきだと僕は思い、このプロジェクトに参加させていただけることを光栄に思っています。
子どもは純粋です。
これからの世界に必要なのはそんなクリアな光だと思います。
三浦 大地
父・杉原千畝は、第二次世界大戦中、政府の訓令に反してユダヤ人にビザを発行し、結果として6000人の命を救ったといわれます。
父は勤勉であると同時に、とても謙虚で、子供を愛し、人間の肌の色、宗教、国家に関係なく、どんな人間にも平等に接する人間でした。
宇宙から見た地球に国境はない。
私たちの住んでいる地球は、天体の中で一番美しく青い色をしている。
こんな地球は、子どもたちのために綺麗に保たなければなりません。
杉原 伸生
小さなころからの宇宙へのあこがれ、テクノロジーが作り出す未来へのあこがれがありました。
自分たちがどこからきてどこへ行くのか、そんなことを考えると、地球の存在、人類の存在の小ささに唖然としながら、同時に何とも言えないいとおしさや奇跡を感じます。
テクノロジーは正しく使うと人々を幸せにするものだと信じています。
流れ星を見た子どもたちが、どんな思いで受け止めてくれるだろうか。
そしてどんな未来を描くのだろう。
2036年、どんな未来になっているのか、今から楽しみです。
岡島 礼奈
私は幼い頃からの「国際的な音楽家になる」という夢を叶えるために、日本の音大で学んだ後に、ニューヨークにやってきました。
覚悟していた以上に壮絶な道のりに、何度も挫けそうになりましたが、今は世界の舞台で歌い、悲願だったイタリアデビューも果たすことができました。
それはきっと「自分が受けた人生で一番深い人を、同じように私も人に伝えたい」と、ただひたすら執念深く愚直に思い続けてきたからで、諦めずに突き進む人に、開けない道はありません。
皆さんも、ぜひ自分を突き進む情熱を持って、一緒に突き進みましょう。
私もまだまだ頑張ります。
田村 麻子